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Jeju, Island of World Peace

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子供の海からおばあさんの海まで:済州海女文化のグローバル化と持続可能性
등록일
2017-12-20
조회수
5

子供の海からおばあさんの海まで:済州海女文化のグローバル化と持続可能性

  済州海女は、2016年11月にエチオピアで開催された第11回ユネスコ無形文化遺産政府間委員会において、ユネスコ人類無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage, ICH)に最終確定された。 済州海女の文化的価値は、非常に多様である。「海の母」と呼ばれる彼女たちは、最新の装備なく潜水するという危険を甘受することで、女性の強靭な体力と精神力を示している。また、海女たちは、海洋資源と潜水技術に関する知識を共有し、ともに作業することで、共同体文化を代弁し ている。性平等の側面でも、家父長的な韓国社会において、海女たちは経済活動をすることにより女性の独立性を確保している。済州海女は、持続可能な環境モデルを提案する。つまり、彼女たちは、祖先から受け継がれた知識と直接得た経験に基づき海産物採集を節制することで、海洋の生態系を保護し、環境と人間の調和を示している。 海女文化は、労働歌やシャーマニズムなどを通じて独特な済州の文化を具現する。海女文化は、人類の文化遺産として保護されねばならず、未来の世代に伝えられなければならない。  

済州海女たちの海を7年間撮影し、映画<水の息>を制作したコ・ヒヨン映画制作者は、映画を撮影しながら、海女たちと海との間に、厳格ながらも美しい秩序があるという事実を知ったと述べた。済州海女たちは、今後世界が志向しなければならない「エコフェミニズム」を具現している。海女は、道具を使った酸素の供給なしに海に入り、海藻類や貝類を取ることを職業とする女性を意味する。彼女たちが酸素ボンベなしに海に入るのは、装備を使用して長時間の採集が可能になることで、後世の海女たちが取るものがなくなってしまうことを憂慮するためである。ここに、長い間受け継がれてきた持続可能な生のために欲を節制しようという、海女たちの間の約束と共同体文化を垣間見ることができる。「済州海女がICHに指定されて非常に嬉しく、海女文化が今後も継承され維持されることを望む」と言及した。 済州海女のICH(Intangible Cultural Heritage) 登録は、大韓民国の格を高め、世界的なブランドを確保したと同時に、海女たちのプライドを回復したという点で大きな意味がある。儒教文化圏に属する韓国で、体をあらわにして仕事をしなければならなかった海女たちは、過去には自らの仕事を恥じた。また、潜水という非常に厳しい作業のため、彼女たちは多くの偏見に晒されもした。地方政府では、今後他の政府機関と協業して政府レベルの済州海女政策委員会を設置し、大韓民国の未来の世代が海女文化について認識し、継承することに貢献するよう、教科書への収録も推進している。 済州海女たちは、先輩から海に関する知識と知恵を伝え受け、酸素ボンベのような道具に依存せず、自然と共存して生きてきた。済州海女文化の核心は、共同体文化であると言える。相互に競争しながらも配慮し、面倒を見る、共存する文化である。法還海女学校は、済州海女がICHに登録される以前に、海女の数と固有の文化の維持を目標として設立された。潜水は、意志があったとしても、水と合わなければ続けることができない。このため、教育途中に断念する人々もいるが、海女学校では地道に学生を受け入れ、海女養成と海女文化の維持のために努力している。  

済州ではいたるところにシャーマニズム信仰の要素が存在し、異なる宗教と融合して現れる。海女たちは無事の操業と豊富な海産物の収穫のため、海神への祭を行う。最近観光地区および道路建設のために神堂と神木を撤去し、シャーマニズム信仰を脅かしている。海女たちは神堂で祭祀を行うことができなくなることを憂慮しているが、シャーマニズム信仰に対する偏見のため、意見表明は困難である。済州島が海女文化を維持し発展させるために、彼女たちの信仰生活を保障するための行動を取らなければならない。  

済州海女政策に関連していくつか提案すると、海女養成は、無条件に人員を増やすよりは、海女文化についての正確な理解と交流を通じて行われなければならない。体系的な支援金とともに、海女たちの出産、育児に対する多様な支援が必要である。済州海女たちは、日本植民地時代と朝鮮戦争、4.3事件などを経て大変な人生を歩んできており、蓄積された恨を持っている。このように、困難な状況を経験しながらも、海女たちは抗日運動や環境保護に参与してきた。潜水をしないときは、海洋浄化活動など、地域社会での奉仕もする。今後済州島と他の地域が、海洋浄化活動を支援し、これを持続しなければならない。 ※2017年5月31日から6月2日まで「平和と繁栄のための済州フォーラム」で開催された「グローバル済州」セッションの主な内容を要約しました。